フィオレンティーナに所属するニコラ・カリニッチ【写真:Getty Images】
フィオレンティーナ(愛称:ビオラ)に所属する29歳のクロアチア代表FWニコラ・カリニッチが、ミラン移籍に近づいているようだ。5日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
同メディアによると、ミランの本命はドルトムントに所属するFWピエール=エメリク・オーバメヤンだが、あまりにも移籍金が大きいため、現在はカリニッチ獲得に向けた交渉を本格化させているという。
また、イタリアの『スカイスポーツ』によれば、フィオレンティーナは要求額を3000万ユーロから2500万ユーロ(約32億6000万円)に下げたとのこと。対するミランの提示しているオファーは2000万ユーロ(約26億円)だが、ボーナスなどを絡めた条件で差が狭まりつつあるようだ。交渉成立は8月15日以降になる見通しだという。
すでにカリニッチはミランと個人合意している。移籍志願も表明しており、フィオレンティーナは引き留めるのが難しい状況だ。そのため、フィオレンティーナはジェノアに所属するFWジョバンニ・シメオネ獲得に動き出している。
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