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ピケのSNS投稿を望んでいなかったネイマール。「やめてほしいと言ったが…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェラール・ピケ、ネイマール
ジェラール・ピケとネイマール【写真:Getty Images】

 バルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が決定したブラジル代表FWネイマールは、バルサのDFジェラール・ピケがSNSに投稿して大きな注目を集めた写真とコメントについての“裏話”を明かした。現地時間4日の会見でのコメントを仏紙『レキップ』などが伝えている。

 ネイマールがPSGへの移籍に近づいているとして動向が注目されていたタイミングで、ピケは7月23日にネイマールと肩を組んで笑顔で撮影した1枚の写真を投稿し、「(彼は)残る」と一言コメントを添えた。

 ピケがネイマールの決断を知った上でバルサ残留を“発表”したのではないかとして注目されたが、ピケはその2日後に「個人的意見だった」と説明。結局ネイマールは今月3日にPSGへの移籍が発表され、4日には入団会見に臨んだ。

「休みの日にピケと一緒に昼食を取った。その時に彼は写真を投稿した」とネイマール。「どうなるか分からないことだったので、彼には投稿しないように言ったよ。まだ決断していなかったかね。色々なことを考えていた時だったんだ」と述べ、ピケの投稿を止めようとしたことを明かした。

 それでも、ピケとの間にわだかまりはないようだ。「彼は自分の感情を表現したかったのだろう。それは尊重する。世界で最も親しい友人の一人として、今後の彼がハッピーであることを願っているよ」とネイマールは続けた。

 一方でピケは、ネイマールとドレッシングルーム内で抱き合う写真を改めて4日に投稿。「ここに来て以来、君は弟のようだった。この数年間を一緒に過ごすことができたのは大きな喜びだった」とネイマールへの別れの言葉を述べている。

【了】

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