ネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナ退団の意思をクラブに伝えたブラジル代表FWネイマールだが、パリ・サンジェルマンへの移籍は簡単に決まらないようだ。スペイン・プロリーグ機構(LFP)は3日、契約解除金の受け取りを拒否している。複数メディアが報じた。
ネイマールは契約解除金の2億2200万ユーロ(約290億円)を支払ってパリ・サンジェルマンへ移籍することが濃厚になっている。契約解除金はクラブと交わしている契約だが、一度LFPに預けられるもの。LFPが受け取りを拒否すれば、当然移籍は許可されない。
だが今回、LFPは前例のない金額ということで、ネイマールの弁護士であるフアン・デ・ディオス・クレスポ氏の申請を拒否した。
LFPのハビエル・テバス会長は先日、「パリ・サンジェルマンがネイマールの契約解除金を持ってきても受け取らない」とコメント。パリ・サンジェルマンがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規定に違反しているためだと語っていた。その言葉どおり、LFPは契約解除金の受け取りを拒否しているそうだ。
これにより、ネイマール側はFIFAに移籍を認める仮の許可証を発行してもらうことにした。ネイマールのパリ・サンジェルマン移籍はどのような形で終わりを迎えるのだろうか。
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