近年の移籍市場の状況に警鐘を鳴らすジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督が、超高額な移籍金でパリ・サンジェルマンへの移籍を果たそうとしているバルセロナのネイマールについて持論を述べた。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
現在ネイマールのパリ移籍交渉は最終段階に入っており、2億2200万ユーロ(約288億円)の破格オファーは現実となりそうな状況となっている。それでもモウリーニョ監督は「ネイマールは高くない」と大方の意見を否定するようなコメントを残している。
「ポール・ポグバと契約したとき、私は高くないと言った。高いというのは、ある選手が資質も伴っていないのにある一定のレベルに達してしまっている時に言う言葉だ」
さらに同監督は「問題はネイマール移籍がもたらす結果なんだ」と語った。近年は数年前に比べて平均的に移籍金の額が高騰しており、その額に見合わないような選手が移籍してしまうというような事態が多発している。そんなサッカー界で起こっている、少し問題のある現象にモウリーニョ監督は警鐘を鳴らした。
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