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石川直宏が「本当に嫌でした」と語るライバルとは? 最大限の賛辞送る

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石川直宏
引退会見を行った石川直宏【写真:編集部】

 2日に今季限りでの現役引退を表明した元日本代表MF石川直宏が、所属するFC東京のクラブハウスにて記者会見を行った。

 プロとして18年、サイドを切り裂くドリブラーとして名を馳せた石川は、幾多の名手たちと対戦してきた。その中で最も嫌だった相手を問われると「もしかしたらそういう選手が(今後)いるのかもしれないので今一番とは言えない」と前置きしつつ、1人の名前を挙げた。

 それは茂庭照幸だった。同じタイミングでFC東京に入団し、2009年まで共にプレーした盟友について石川は「一緒に切磋琢磨して、なおかつ同級生で、刺激を受けた」と語る。

「いま違うチームにいますけど、セレッソの茂庭は自分の中で負けたくない相手の1人でしたし、本当に嫌でしたね。同じチームでしたけど、相手として戦ってみて改めて、彼の良さだったり、ポテンシャルの高さを感じたし、同じチームとして紅白戦なんかやっても、彼のずる賢さとクレバーさ、体の強さを感じました。彼は僕の中ではずっとライバルですし、嫌な相手でした」

 石川にとって最後のセレッソ大阪戦は、9月9日に予定されている。1981年生まれの同級生2人は、再び味の素スタジアムのピッチに揃って立つことができるだろうか。

【了】

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