リオネル・メッシが先制点【写真:Getty Images】
インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)が現地時間29日に行われ、バルセロナがレアル・マドリー3-2で勝利した。
スペイン国外で開催された2度目のクラシコ。立ち上がりはバルセロナがレアル・マドリーを圧倒する。
開始3分、ブスケッツのパスを受けたメッシがドリブルでペナルティエリアに侵入。切り返してモドリッチをかわして左足でシュートを放つと、ヴァランに当たったボールがゴールネットを揺らした。
4分後には2点目。パリ・サンジェルマンへの移籍が話題になっているネイマールがペナルティエリア左から横へパスを出すと、ラキティッチがダイレクトで決めて2-0とした。
プレシーズンマッチとはいえ、伝統の一戦。レアル・マドリーも黙っていない。14分、コバチッチがペナルティアークから右足のシュートを決めて1点を返す。36分には鋭いカウンターでチャンスをつくると、コバチッチのパスを受けたアセンシオが決めて2-2とした。
後半の立ち上がりに再びバルセロナがリードを奪う。50分、ネイマールのFKにゴール前でフリーとなったピケが合わせて3-2になった。
その後、試合はややオープンな展開に。どちらもヒートアップしてきたようで、公式戦のように審判に詰め寄るシーンもあった。
バルセロナは63分にメッシとルイス・スアレスを下げ、試合はややペースダウン。レアル・マドリーは何度かチャンスをつくるが、バルセロナのシレッセンがファインセーブを続けて同点弾は決まらない。
終盤はレアル・マドリーが押し込んだが、バルセロナがリードを維持して試合終了。バルセロナはICC3戦全勝。レアル・マドリーは白星なしに終わった。
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