試合前にあいさつを交わすシティの指揮官ジョゼップ・グアルディオラ監督(左)とマドリーの指揮官ジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
現地時間26日、アメリカのロサンゼルスでインターナショナルカップ(ICC)のマンチェスター・シティ対レアル・マドリーの試合が行われ、シティが4-1で勝利を収めた。
3バックを採用したシティは、新加入のDFカイル・ウォーカーとDFダニーロがウイングバックとして先発出場した。一方レアル・マドリーは、トップ下にイスコ、2トップにFWガレス・ベイル、FWベンゼマを並べるなど、アメリカ遠征に帯同が遅れたDFセルヒオ・ラモスとクリスティアーノ・ロナウドを除けばほぼベストメンバーともいえるような陣容で試合に臨んだ。
どちらも譲らぬ展開で前半を終えると、先に均衡を破ったのはシティだった。後半7分、MFケヴィン・デ・ブライネのコーナーキックにDFジョン・ストーンズが合わせ、そのこぼれ球をDFニコラス・オタメンディが押し込んだ。
レアル・マドリーは反撃に出るも、次々にシティに追加点が入る。後半14分、右サイドでデ・ブライネのスルーパスに反応したFWラヒム・スターリングがニアサイドに冷静にシュートを決め2点目をとると、後半22分にはデ・ブライネのグラウンダークロスをストーンズが決め3点目。最終的には交代で入った17歳のFWブラヒム・ディアスが後半37分、中央突破から左足を振りぬき豪快なミドルシュートを決めた。
その後、後半45分にはマドリーのMFオスカルが同じようにミドルシュートを決め一矢報いるも結果は4-1と圧倒的なものに。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督とマドリーのジネディーヌ・ジダン監督の注目の対決は前者に軍配が上がった。
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