2位:スペイン黄金期を支えた絶対的守護神
スペイン代表のイケル・カシージャス【写真:Getty Images】
イケル・カシージャス
1981年5月20日生まれ(36歳)
スペイン代表(通算167試合0得点、2000年デビュー)
ポルト(ポルトガル1部)所属
近年すっかり影の薄くなったイケル・カシージャスだが、2008年のEUROから2010年の南アフリカW杯、2012年のEUROまで主要国際大会3連覇を成し遂げたスペイン代表を最後方から支えていたことを忘れてはならない。
南アフリカW杯の決勝オランダ戦の試合後、テレビ中継のインタビュアーを務めていた恋人のサラ・カルボネロさんにキスをして話題を呼んだ。
そんなカシージャスも寄る年波には勝てなかったか。2012年頃から当時レアル・マドリーの監督を務めていたジョゼ・モウリーニョとの確執や、負傷なども重なって徐々にパフォーマンスを落としていく。そしてついに2015年、9歳の頃からプレーしていたマドリーを去り、ポルトへと移籍した。
スペイン代表でのクリーンシートは100試合を超え、抜群の反射神経を生かしたセーブや圧倒的な1対1の強さを武器に世界最高のGKとの評価を受けてきたカシージャス。優秀な若いGKの台頭が目立つ中、ロシアW杯に向けてもう一花咲かせることができるだろうか。