ディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】
アルゼンチンサッカー界のレジェンドである56歳のディエゴ・マラドーナ氏が、世界の主要リーグ・主要大会で導入が進んでいるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について言及し、それを支持した。25日に英メディア『BBC』が報じている。
1986年メキシコW杯の準々決勝イングランド戦で、アルゼンチン代表のマラドーナ氏はゴールを決めた。しかし、疑惑付きの得点は“神の手”ゴールとして現在でも語り継がれている。
マラドーナ氏は「技術の使用を支持する時、いつもあの出来事を思い出すよ。テクノロジーが確立されていれば、あのゴールはなかっただろうね。実は1990年W杯のソビエト戦でもボールをクリアするために手を使った。審判はそれを見ていなかったからラッキーだったよ。当時はそのテクノロジーがなかったが、今は違う」と答えた。
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