上海上港に所属するオスカル(中央)【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグの16クラブのうち、13クラブで選手に対する給与未払いが発生。主要国際大会などの出場資格剥奪の危機に直面していると、25日に英紙『テレグラフ』が報じている。
同紙によると、上海上港や北京国安、広州恒大などの中国1部で13クラブ、2部で4クラブ、3部で1クラブの合計18クラブで給与未払いが発生しているとのこと。期限までに給与未払いを解消出来なければ、2018年におけるリーグ戦の出場資格を剥奪されるという。
7月11日にアジアサッカー連盟(AFC)が中国サッカー協会に対して、8月31日にまでに給与未払いをクリア出来なければ、来年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する資格はないとする手紙を送った。
これを受けて、火曜日に中国サッカー協会は該当するクラブに向けて手紙を送り、8月15日までに給与未払いを解消するよう命じているようだ。ただ、上海上港など一部のクラブは給与未払いはないと声明を出しているクラブもある。
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