レアル・マドリーのガレス・ベイル【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、古巣であるレアル・マドリーからウェールズ代表FWガレス・ベイルを獲得する可能性はなかったと主張している。23日付の英紙『テレグラフ』などが伝えた。
モウリーニョ監督は先日、マドリーからユナイテッドへの復帰も噂されていたマドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、同選手の獲得は「ミッション・インポッシブルだった」として現実的に不可能なことだったという考えを述べていた。
ベイルも同じくマドリーからユナイテッドへの移籍がたびたび噂されていたが、同選手に関しても「(ロナウドと)同じだ」とモウリーニョ監督はコメントしている。
「ベイルがマドリーを気に入っており、マドリーでの挑戦や状況を気に入っていることは明らかだった。今の彼らは非常に良い状況にある。彼が移籍を希望していると感じられたことはなかったので、(獲得を狙って)時間を無駄にする理由はない」とユナイテッド指揮官は語った。
ユナイテッドがこの夏の移籍市場で補強したのは、現時点でDFビクトル・リンデロフとFWロメル・ルカクの2人のみ。クラブに新戦力4人の補強を求めていたというモウリーニョ監督は、望み通りの補強が必ずしも簡単ではないことは受け入れながらも、「3人目、できれば4人目を獲得できることを今でも望んでいる」とさらなる補強への期待を口にしている。
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