MFシャビ・エルナンデス(右)の意見に反論するカルレス・プジョル氏(左)【写真:Getty Images】
元バルセロナの選手で現在は代理人として活躍するカルレス・プジョル氏が、元チームメイトで現在カタール1部のアル・サッドでプレーするMFシャビ・エルナンデスの発言に対し自身の見解を示した。スペイン紙『アス』が伝えた。
先日、プジョル氏が代理人を務めるバルセロナの下部組織所属のMFエリック・ガルシアがマンチェスター・シティへと移籍してしまった際に、シャビは「僕は一度(バルサから)出ていった選手をもう一度獲得したりはしない」と発言した。さらに同選手は「出ていきたかったんだから、もう戻るべきではない」と語るなど、補強面に関する自身の見解を述べた。
一方シャビとチームメイト時代キャプテンも務めたプジョル氏は、同選手の考えに異議を唱えた。
「それは彼の意見だ。でもそれでは素晴らしい活躍を見せたセスクやピケとは契約しなかったということになる」
プジョル氏の見解は「1つ1つのケースを見て、どうしてクラブを出てしまうことになったのかを分析しなければならない」と至って冷静なものであった。しかし一方で「それは彼の意見だから尊重しなければならない」とも語るなど、クラブレジェンドの一人でもあるシャビの意見に一定の理解を示した。
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