レアル・マドリーのアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
夏の移籍市場で積極補強を進めているミランは、レアル・マドリーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得にも迫っているようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が16日付で伝えている。
ミランはこの夏の移籍市場ですでに1億7200万ユーロ(約223億円)の資金を投じ、10人の新戦力を獲得。だがさらなる補強として、大物ストライカーをチームに加えようとしている。
マルコ・ファッソーネCEOは前線の新戦力候補として、トリノのイタリア代表アンドレア・べロッティ、ボルシア・ドルトムントのガボン代表ピエール=エメリク・オーバメヤンおよびモラタの3人の名前を挙げ、「誰か一人と契約したい」と話している。『ガゼッタ』によれば、その中でもモラタの獲得に「非常に近い」状況だという。
昨年まで在籍していたユベントスに愛着を持つモラタは、イタリアの他クラブでプレーするつもりはないという意志も見せていた。だがミランの積極補強を目にして考えを変えつつあり、クラブ間で合意に達した場合には移籍を受け入れる模様だとの見方が伝えられている。
マドリーはモラタの移籍金として9000万ユーロ(約116億円)を要求しており、マンチェスター・ユナイテッドから届いたオファーにも応じなかったようだ。ミランはマドリーを納得させる条件を提示し、モラタ獲得の合意を取り付けることができるだろうか。
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