来季はホッフェンハイムでプレーするセルジュ・ニャブリ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは14日、同クラブに所属するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリが1年間のレンタルでホッフェンハイムへ移籍することを発表した。
バイエルンは先月11日にブレーメンからの完全移籍でニャブリを獲得。21歳の若手アタッカーと3年契約を交わしたが、2017/18シーズンは他クラブへレンタルに出す意向を示し、ホッフェンハイムがその移籍先として濃厚だと報じられていた。
ホッフェンハイムへのレンタル期間は2018年6月30日までの1年間となる。「セルジュは試合経験を積むため、1年間はレンタルに出たいという希望を見せていた。ホッフェンハイムでは高いレベルでその経験を得ることができる。1年後にはバイエルンへ戻ってくるだろう」とカール=ハインツ・ルンメニゲCEOはコメントしている。
リオデジャネイロ五輪で得点王に輝いたニャブリは昨年夏にアーセナルからブレーメンへ移籍し、ブンデスリーガで27試合に出場して11ゴールを記録。昨年11月にはワールドカップ欧州予選のサンマリノ戦でドイツA代表にもデビューし、いきなりのハットトリックを達成する快挙を成し遂げた。
28歳のユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるホッフェンハイムは昨季のブンデスリーガで4位と大躍進を遂げた。新シーズンはチャンピオンズリーグにも予選プレーオフから出場する。
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