香川真司もサポーターを巻いて練習参加【写真:舩木渉】
明治安田生命Jリーグ・ワールドチャレンジの浦和レッズ戦を前日に控えたボルシア・ドルトムントが14日、試合会場の埼玉スタジアム2002で前日練習を行った。
当初は19時開始を予定していたが、チームバスは19時25分ころ会場に到着。黒のアウェイユニフォームを着た選手たちは予定時間から40分ほど遅れてグラウンドに姿を現した。 香川真司は負傷中の左肩にサポーターを巻いて練習に参加。遠征に参加しているはずのGKロマン・ビュルキは練習を欠席した。
選手は冒頭に数分間ミーティングを行ったあと、全員が一列になってランニングしながら約8分間ほどかけて体をほぐした。
その後、選手たちは4ヶ所に分かれてボール回しを開始。左肩の脱臼から復帰を目指す香川や、移籍が噂されるピエール=エメリク・オーバメヤンらにはひと際大きな歓声があがっていた。
ボール回しの後、フィールドプレーヤーは2組に分かれ6対3の鳥かごに移った。主将のマルセル・シュメルツァーとDFソクラティス・パパスタソプーロスが互いの動きを確認するなど、軽めのメニューながら緊張感もただよわせていた。
香川は6対3には加わらず、接触プレーが起こる可能性のある全体練習から離脱して別メニュー調整となった。短い距離のダッシュやスタッフとのパス練習、ボールコントロールの確認などを行った。なお、明日の試合は欠場することがすでに明らかにされている。
その後、チームはペナルティエリア手前にゴールを設置して10対10のミニゲームで浦和戦に向けて動きを確認した。約10分間でマリオ・ゲッツェ、クリスティアン・プリシッチ、アレクサンデル・イサクがゴールを挙げた。
ここで全体練習は終了。オーバメヤン、プリシッチらが5分ほど居残りでシュート練習を行ったものの、来日したばかりとあってチーム全体としては軽めの調整となった。明日の浦和戦はドルトムントにとって今季2試合目となる。
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