ユベントスに所属するレオナルド・ボヌッチ【写真:Getty Images】
積極的な補強を続けるミランが、ユベントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチと個人合意したようだ。13日に『ユベントス・ニュース24』など複数の伊メディアが報じている。
同メディアによると、ミランはボヌッチの代理人を務めるアレッサンドロ・ルッチ氏と交渉を行なっており、年俸700万ユーロ(約9億円)で個人合意に達したとのこと。そしてミランはユベントスに対して移籍金3000万ユーロ(約38億7000万円)にマッティア・デ・シリオの譲渡を加えたオファーを提示したようだ。
一方でユベントスは両者の交渉を分けて話し合いことを提案し、ボヌッチに関しては譲渡なしの移籍金4000万ユーロ(約51億7000万円)を要求。デ・シリオに関しては移籍金1000万ユーロから1500万ユーロ(約12億9000万円から約19億4000万円)の間で話し合いが行われているという。
これらに関して代理人のルッチ氏は 「ミランへ移籍? 我々はそれに向けて取り組んでいる」と語り、交渉していることを認めた。続けて「今のところ、新しいニュースはない。我々は待たなければならない」とコメントし、クラブ間交渉の行方を見守っていることを明かしている。
交渉が始まった背景にはボヌッチの意向も関係している。同選手に関してはマンチェスター・シティやチェルシーなども興味を示していたが、家族の希望もあり同選手はイタリア国内でプレーすることを望んだ。そこで、代理人のルッチ氏がミランに獲得を打診したとのこと。マッシミリアーノ・アッレグリ監督との確執もあり、同選手は新しいチャレンジを求めているようだ。
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