サンプドリアのパトリック・シック【写真:Getty Images】
サンプドリアに所属するチェコ代表FWパトリック・シックは、ユベントスへの移籍が確実になったとみられていたが、何らかの問題が生じているようだ。12日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
21歳の若手FWシックは、現地時間6月22日にユーベ移籍に向けてのメディカルチェックを受けていることがクラブから発表された。通常であれば、その後数日中には正式に加入が発表されるはずだ。
だが、それから3週間弱が経過した現在でも、いまだユーベ加入の正式発表は行われていない。メディカルチェックで何らかの問題が見つかったのではないかともみられている。
取引が白紙に戻される懸念も示される一方で、ユーベは方針を切り替え、サンプに対してレンタルでの獲得を申し出るのではないかとの見方も伝えられている。当初は移籍金3050万ユーロ(約39億7000万円)での完全移籍が見込まれていた。
シックは昨年夏に母国チェコのスパルタ・プラハからサンプに加入し、初挑戦のセリエAで二桁の11ゴールを記録。複数のビッグクラブからの関心を引きつけていた。
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