エバートン移籍が決定したウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドからエバートンへの移籍が決定したFWウェイン・ルーニーは、中国への移籍も選択肢のひとつだったと認めつつ、イングランド代表でのプレー続行を目指すためエバートンを選んだと語った。10日付の英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
ルーニーはエバートンへの完全移籍が9日に正式発表された。長年エースとして活躍してきたユナイテッドでは出場機会が減少していたこともあり、2004年まで在籍していた古巣へ復帰することを決断した。
中国のクラブから巨額のオファーが届いていたとも報じられていたが、実際に中国への移籍の可能性もあったようだ。だがプレミアリーグのクラブへの移籍を決めた理由について、「僕はイングランド代表でプレーしたいんだ」とルーニーは語る。
「中国への移籍も選択肢のひとつだったが、中国へ行ったとすれば、代表でのプレーは自ら終えていただろう。向こうに行ったとすれば、イングランド代表でのプレー続行を目指すのは正しいことではなかったと思う」
ユナイテッドで苦しい状況に置かれていたルーニーは、今年3月と6月の代表招集からいずれも落選している。エバートンで活躍を見せ、来年のロシア・ワールドカップに向けて代表復帰を果たすことができるだろうか。
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