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長友、放出候補から一転残留か。「移籍市場から外される」と伊紙

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
インテルの長友佑都【写真:Getty Images】

 この夏限りでインテルを離れる可能性が予想され、様々なクラブからの関心も噂されてきた日本代表DF長友佑都だが、来シーズンも引き続きインテルでプレーすることになるかもしれない。11日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 2011年1月の加入以来、6年半にわたってインテルでプレーを続けてきた長友だが、昨シーズンはポジション争いで苦戦。終盤戦には継続的に出場機会を得ることができたが、リーグ戦15試合の出場でシーズンを終えた。

 この夏にはインテルの「放出候補」であると現地メディアで報じられ、獲得に関心を持っているクラブとしてサンプドリアやレバークーゼン、エバートン、QPR、SPALなどイタリア内外の複数のクラブの名前が伝えられてきた。だが、最終的に残留に転じる可能性が出てきたようだ。

 長友はオフを終えてインテルに合流し、10日にはルチアーノ・スパレッティ新監督のもとでの初練習に臨んだ。就任会見では長友について「彼のポジションには複数の選手たちがいて、状況をよく分析する必要がある」と放出の可能性も示唆していた指揮官だが、長友は同監督にとって「気に入らない選手ではない」と『ガゼッタ』は伝えている。

 すでにインテルに合流した他の選手たちの中でも、今後の夏の移籍市場で他クラブへ移籍する可能性があるとみられる選手も数人いる。だが長友は「移籍市場から外されるかもしれない」という見通しが伝えられている。

【了】

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