サンプドリア時代のジャンパオロ・パッツィーニ(左)とアントニオ・カッサーノ(右)【写真:Getty Images】
セリエAに復帰するエラス・ヴェローナが、FWアントニオ・カッサーノの獲得に迫っている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
34歳のカッサーノは、今年1月にサンプドリアとの契約を解消してフリーになった。今夏はリスタートに向けて新しい所属クラブを探していたが、ようやく決まりそうだという。
カッサーノの獲得に名乗りを挙げたのは、2016/17シーズンにセリエBで2位となり昇格を決めたヴェローナだ。メディカルチェックを終えると、正式にクラブの一員になるものとみられている。
ヴェローナ加入が決まれば、FWジャンパオロ・パッツィーニとの再会が注目を集める。2人は2009/10シーズンのセリエAで2人合わせて28ゴールを記録し、サンプドリアを4位に躍進させる原動力となったコンビだった。
さらにヴェローナは10日、元イタリア代表FWアレッシオ・チェルチの獲得も発表している。経験豊富なベテランを手にした昇格組が、セリエAを盛り上げるかもしれない。
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