マンチェスター・ユナイテッドを去るウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属していたイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、エバートンへ完全移籍することが決定した。9日に両クラブから発表が行われている。
ルーニーにとっては、2004年まで所属していた古巣への13年ぶりの復帰となる。エバートンとの契約期間は2年間。移籍金は非公開とされている。
「ウェインは我々の必要としている野心と勝利のメンタリティーを見せてくれた。彼はタイトルの獲り方を知っている。戻ってくることを決めてくれて本当に嬉しい。彼はエバートンを愛しており、ぜひとも戻りたいと望んでいた。まだ31歳であり、私は彼のクオリティーを疑ってはいない」とエバートンのロナルド・クーマン監督は歓迎の言葉を述べている。
ルーニーは少年時代に地元クラブであるエバートンの下部組織に入団し、16歳でトップチームにデビュー。2年後にユナイテッドへ移籍し、10年以上にわたってエースとして活躍を続けてきた。昨シーズンにはクラブの歴代最多得点記録も更新したが、出場機会は減少し、この夏限りでのユナイテッド退団が濃厚とみられていた。
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