森脇良太【写真:Getty Images for DAZN】
浦和レッズは5日、J1リーグ第13節延期分で川崎フロンターレと対戦し、敵地で1-4と大敗した。DF森脇良太は、結果ほどひどい内容だったとは考えていない様子だ。
浦和は4バックで臨んだ前半に2失点。3バックに戻した後半は73分にDF槙野智章のゴールで1点を返したが、80分にはDF遠藤航が退場となり、この場面で与えたPKを決められると、さらに失点して1-4の大差負けとなった。
森脇は「確かに前半で0-2ですけど…。僕の見解が正しいか分からないですけど、前半の形でピンチを招いたのはその2本だけだったんじゃないかと。その2本も真ん中を割られて…、なんていうか完全に崩されたわけじゃないので、ちょっともどかしさはある」と振り返った。
「退場者を出してからは別」だが、森脇は「それまでのシーンで完全に崩されてたくさんピンチを招いて失点しているわけじゃないので、一人ひとりの意識で失点は防げると思う」と考える。「一本の縦パスでゴールにつなげられているようでは勝利していくのは難しいと思っているので、そのあたりの改善は必要」と分析した。
前半戦を8位で終えた浦和だが、「後半戦は良いゲームをしていける。勝ち星をたくさんとっていける」と森脇。「それだけのクオリティが僕らのチームにはあると思っているので全く悲観はしていないです」と、チームの力を信じている。
森脇は「今日負けたことで浦和レッズの絆は深まったと思っている。必ずここからはいあがっていきたい。それをみなさんに見せていきたい」と、この大敗を今後の糧にすることを誓った。
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