レアル・マドリー移籍を希望するベティスのMFダニ・セバージョス【写真:Getty Images】
スペイン2強のバルセロナとレアル・マドリーがこぞって獲得を狙うベティス所属のU21スペイン代表MFダニ・セバージョスの移籍先は後者となる可能性が高いようだ。スペイン紙『アス』が伝えた。
昨季リーグ戦30試合に出場しベティスの10番としてチームを牽引したセバージョスは、先日行われたU21欧州選手権においても素晴らしい活躍で大会最優秀選手に輝くなど、現在欧州のビッグクラブが注目する引く手あまたの選手となっている。その中でもバルセロナとレアル・マドリーが移籍先最有力候補として既に絞られており、どちらが獲得するのかわからない状況となっていた。
しかし同紙によると、セバージョス本人の意思はマドリー移籍の1本で固められており、これ以降決断は曲げない様子であるという。それに対しマドリー側もベティス側が要求する1500万ユーロ(約18億円)を上回る2000万ユーロ(約24億円)を支払う準備ができているとも伝えられており、現時点でのセバージョスのレアル・マドリー移籍の可能性はかなり高いようだ。
なお当初マドリー側は移籍が実現しても来季はひとまずベティスへレンタル移籍という形でセバージョスに経験を積ませるプランを画策していたが、セバージョス自信がこれを望まず。そのためマドリー移籍となれば、この若きMFは即戦力として迎えられることとなる。
また同紙は、セバージョスの移籍先は数日中にも明らかになるとも伝えている。果たしてこの期待のMFは来季欧州王者の一員としてプレーすることになるのだろうか。
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