バルセロナのルイス・スアレス【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、故郷に建立された像が倒されてしまうという被害に遭った。2日付のウルグアイ紙『エル・パイス』などが伝えている。
ウルグアイ代表のエースとして活躍するスアレスの業績を記念し、昨年夏に故郷の町サルトで合成樹脂製の像が制作された。「ひどく醜い」などとして出来の悪さが話題となったが、スアレスはSNSを通して感謝を述べ、名誉なことだとして喜ぶ様子を見せていた。
その像が、現地時間1日に倒されてしまった。地元メディアでは、うつ伏せの状態で無残に横たわる像の写真が掲載されている。ちょうどその頃スアレスは、アルゼンチンでバルサのチームメートであるFWリオネル・メッシの結婚式に出席していた。像の傍らのプレートに貼られた紙には、「メッシの結婚式に行っています。すぐ戻ります」という言葉が残されていた。
報道によれば、像を倒した犯人はすでに逮捕されたとのこと。酒に酔っての暴挙だったようだ。犯人に対しては像の修復費用が請求されることになると報じられている。
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