U-21スペイン代表のダニ・セバージョス【写真:Getty Images】
ベティスに所属するU-21スペイン代表MFダニ・セバージョスの獲得をめぐって、レアル・マドリーやバルセロナなど複数クラブが争奪戦を繰り広げることになるかもしれない。スペイン紙『アス』『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。
現在20歳のセバージョスは、ベティスの「10番」として2016/17シーズンのリーガエスパニョーラで30試合に出場。U-21欧州選手権でも活躍を見せ、チームが準優勝に終わったにもかかわらず大会最優秀選手に選出された。
マドリーが特に獲得に強い関心を示していると報じられていたが、バルサも若きMFの獲得を熱望しているという。アンドレス・イニエスタの長期的な後継者に据えることを考え、この夏の移籍市場でマドリーなどと争う構えだとみられている。
イタリア王者ユベントスも、セバージョスとベティスの契約に設定された1500万ユーロ(約19億2000万円)を超える金額を支払う準備があるとのこと。アトレティコ・マドリーも獲得を望んでいるようだが、国際サッカー連盟(FIFA)からの補強禁止処分を受けていることがハンデとなる。
他クラブの介入を許さないよう、マドリーはセバージョス獲得に向けた動きを速めようとしているようだ。『アス』によればマドリーは週明けにベティスとの会談を予定しており、合意を急ぎたいと考えている様子だという。2000万ユーロ(約25億7000万円)までの金額を提示する見通しだと報じられている。
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