ミラン移籍が近づくハカン・チャルハノール【写真:Getty Images】
レバークーゼンに所属する23歳のトルコ代表MFハカン・チャルハノールのミラン移籍が間近に迫っているようだ。1日に伊紙『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。
同紙によると、チャルハノールの交渉においてミランとレバークーゼンがクラブ間合意に達し、月曜日にもメディカルチェックを行う予定とのこと。移籍金は2000万ユーロ(約25億7000万円)でボーナスは400万ユーロ(約5億1000万円)。チャルハノール本人とは年俸250万ユーロ(約3億2000万円)の4年契約を結ぶ見通しだという。
FKの名手として知られるチャルハノールは今季公式戦22試合に出場し7得点7アシストを記録。ただ、今年2月に契約違反問題で国際サッカー連盟(FIFA)から4ヶ月の出場停止処分を受けている。
事の発端は2011年、当時未成年だったチャルハノールはトルコ1部トラブゾンスポルへ移籍することで契約合意していたが、それを反故にしてカールスルーエと契約延長し、その後にハンブルガーSVへ移籍。契約違反だとしてトラブゾンスポルが訴えを起こしていたが、これをスポーツ仲裁裁判所(CAS)とFIFAが支持し、FIFAから4ヶ月の出場停止処分を受ける形となっていた。
ミランは来季に向けて既にビジャレアルからアルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオ、アタランタからコートジボワール代表MFフランク・ケシエ、ヴォルフスブルクからスイス代表DFリカルド・ロドリゲス、ポルトからポルトガル代表FWアンドレ・シルバ、そしてサンダーランドからFWファビオ・ボリーニの5選手獲得を発表している。7月に入ったばかりだが、早くも6人目の獲得が決まりそうだ。
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