リーグ優勝を果たしたベンフィカ【写真:Getty Images】
ポルトガル1部ポルトのディレクターを務めるフランシスコ・J・マルケス氏が、リーグ4連覇を果たしたベンフィカについて、魔術師の力を借りていると非難した。29日に英メディア『ESPN FC』が報じている。
ベンフィカは今季もリーグ優勝を果たして2013/2014シーズンからのリーグ4連覇を達成。ポルトは今季2位で終わり、2012/2013シーズンを最後にリーグ優勝から遠ざかっている。
同メディアによると、マルケス氏は地元テレビ局に対して「2015年から2016年にかけて、ベンフィカはチャンピオンになるため6万5945ポンド(約961万円)を費やした」と語り、ベンフィカが過去2シーズンで魔術師の力を借りていた証拠を入手したと明かした。
ベンフィカのルイス・フィリペ・ビエラ会長とギニアに住む魔術師(アルマンド・ナガ氏)がメールで魔術師サービスに関するメールのやりとりを行なっていたという。その中には、ナガ氏がビエラ会長に対して魔術師サービスの更新を迫るメールや、ナガ氏が「2016/2017シーズンは、8月7日に行われるポルトガルのカップ戦を皮切りに、ベンフィカの歴史が作られるだろう」と送ったメールがあったようだ。
3月8日のチャンピオンズリーグ(CL)ドルトムント戦に敗れてベスト16敗退した後にビエラ会長が「何が起きたんだ?」と送ったメールなど。マルケス氏は様々な証拠をつきつけてベンフィカを非難している。
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