ドーピング疑惑のサミル・ナスリ【写真:Getty Images】
レンタル先のセビージャからマンチェスター・シティに復帰した30歳の元フランス代表MFサミル・ナスリにドーピング疑惑が浮上した。29日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、昨年12月にアメリカ・ロサンゼルスのクリニックで受けた静脈内点滴が問題視されているとのこと。入院や外科手術、臨床検査、もしくは正当な理由がない限り、6時間以内に50ml以上の静脈注射を受けることは世界アンチ・ドーピング機関によって禁止されているという。
すでに欧州サッカー連盟(UEFA)などが調査を進めており、もしもドーピング違反と認められた場合は最大4年間の出場停止処分を受ける可能性があるようだ。今季はセビージャで背番号10番をつけ、公式戦31試合に出場し3得点3アシストを記録したナスリ。4年間もピッチから離れることになれば、再び選手としてプレーするのは難しくなるかもしれない。
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