フローニンゲンに移籍した堂安律【写真:Getty Images for DAZN】
ガンバ大阪からオランダ・エールディビジのフローニンゲンへ移籍することが決まったMF堂安律は、現地時間29日に現地での入団会見を行った。
堂安の移籍は23日に両クラブから発表が行われた。25日に移籍前の国内最終戦となったJ1第16節の川崎フロンターレ戦を戦ったあと、堂安はオランダへと向かった。
堂安は会見冒頭にオランダ語での挨拶で会場の拍手を誘ったのに続いて、「フローニンゲンというチームに来ることができて嬉しく思います。自分の特徴はゴールを取りにいくプレーなので、それを見ていただければと思います」と自己紹介を行った。
報道されていたように、堂安に対してはオランダの強豪クラブであるアヤックスやPSVなど他クラブからの誘いもあったという。最終的にフローニンゲンへの移籍を選んだのは、クラブ首脳陣が直接交渉のため日本を訪れたことに熱意を感じて心を打たれたのが一番の理由だと堂安は強調した。
その理由に加え、「(ルイス・)スアレスや(アリエン・)ロッベンといったビッグプレーヤーを輩出したクラブだということが大きかった」と育成面に定評のあるクラブであることにも言及。「もう少し順位を上げればヨーロッパリーグ(EL)やチャンピオンズリーグ(CL)出場も狙えるクラブだと思ったので」と述べ、過去5シーズン連続でリーグ7~8位という成績を残しているクラブで欧州の大会を目指したいという意欲を見せた。
堂安は会見の席上で契約のサインを行い、クラブから渡された「25番」のユニフォームを掲げたあと袖を通した。契約に関しては、1年間のレンタルに買い取りオプションがつけられており、完全移籍した場合にはその後3年間の契約となることが明らかにされている。
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