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ブンデス公式サイトも鎌田大地を紹介。「チームの弱点改善への第一歩」と期待

text by 編集部 photo by Getty Images

鎌田大地
フランクフルトへ移籍した鎌田大地【写真:Getty Images】

 J1のサガン鳥栖に所属していたMF鎌田大地は、ドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルトへ完全移籍することが29日に正式に決定した。リーグ公式サイトでも鎌田を紹介し、フランクフルトの攻撃力強化の助けとなることが期待できる選手だと伝えている。

 フランクフルトとの合意が発表されていた鎌田は、鳥栖でのラストマッチとなった25日の浦和レッズ戦を終えたあと渡独。メディカルチェックを無事に終え、正式に4年契約を交わしたことが29日に発表された。

 2016/17シーズンのブンデスリーガを前半戦6位で折り返し、後半戦序盤には3位へ浮上したフランクフルトだったが、最終順位は11位だった。リーグ後半戦17試合の成績は得点14、勝ち点13でいずれもリーグワースト。鎌田の補強はその弱点の「改善に向けた第一歩」だとリーグ公式サイトは伝えている。

 鎌田は「テクニックに優れ、両足が使え、チームメートがよく見える」選手だと紹介。「クラシックなゲームメーカー」だがそれだけではなく、「スピードもあり、アウトサイドでプレーすることもできる」ユーティリティー性を備えているとして称賛されている。

 29日には2017/18シーズンのブンデスリーガの試合日程も発表され、フランクフルトは開幕戦で昨季7位のフライブルクと対戦することが決まった。リーグ開幕に先立ちDFBポカール(ドイツ杯)1回戦では4部エルンテブリュックとの対戦が予定されており、その試合が鎌田の公式戦デビュー戦になるかもしれない。

【了】

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