双子の息子と初対面するためコンフェデ杯3位決定戦を欠場するFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
28日に行われたコンフェデレーションズカップ2017の準決勝でチリ相手にPK戦の末敗れたポルトガル代表。ここまで2ゴールを決めていた主将のFWクリスティアーノ・ロナウドは3位決定戦を欠場するようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
今月に米国在住の女性を介した代理母出産により双子のお父さんとなったロナウドは、出産の知らせを受けるもコンフェデレーションズカップに万全の状態で臨むため代表に帯同し、息子の顔を拝むことができないままでいた。代表に残ったロナウドは主将とし攻撃を牽引。チームを準決勝へ導いた。
しかしポルトガルは準決勝でチリに敗北。優勝を逃したことでポルトガルサッカー連盟の会長や代表のフェルナンド・サントス監督はロナウドの代表離脱を許可し、最終的には無理にでも代表に帯同してくれたロナウドへ感謝の気持ちを示す形となった。この代表側からの粋な計らいに対して、ロナウドは自身のフェイスブックアカウントでコメントを残している。
「連盟の会長や監督が今日感動的な態度を示してくれたんだ。忘れないよ。やっと息子と初対面できることができることを幸せに思う」
主将を欠いたポルトガル代表は2日、29日に行われるドイツ対メキシコの準決勝の敗者と3位決定戦を戦うことになる。
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