フランクフルトに移籍する鎌田大地【写真:Getty Images for DAZN】
ブンデスリーガのフランクフルトで代表取締役を務めるフレディ・ボビッチ氏が、同クラブへの移籍が決まった鎌田大地を称賛している。地元メディア『hessenschau』が伝えている。
鎌田は2015年に東山高校からサガン鳥栖へ加入。公式戦通算81試合に出場し、16得点を記録した。今夏よりフランクフルトに完全移籍することで合意に達したことが両クラブから発表されており、鎌田は新シーズンから日本代表キャプテンの長谷部誠とチームメイトとなる。
ボビッチ氏は鎌田について「彼は体のサイズもあり、技術的にも素晴らしい。スピードもあって、攻撃的なポジションであれば全てこなすことができる」と太鼓判を押した。
現時点では、鎌田は移籍合意の段階であり、正式にフランクフルト加入が決まるのはメディカルチェックを通過した後になる。いまだ鳥栖、フランクフルトの両クラブから契約年数は発表されていないが、ボビッチ氏は「彼は4年契約を受け取ることになるだろう」と明かしている。
なお、ボビッチ氏は長谷部の復帰時期に関しても言及しており、「1~2週間ほどでピッチに戻れることを期待している」と述べた。
長谷部は3月24日に行われたバイエルン・ミュンヘン戦でゴールポストに激突して負傷。左すねの裂傷等でシーズン全ての試合を欠場し、日本代表招集も見送られていた。
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