ドルトムントに所属するピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
ドルトムントに所属する28歳のガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、中国スーパーリーグの天津権健に移籍する可能性が高くなった。28日に独メディア『シュポルト・ブザー』が報じている。
現地時間28日に独紙『ビルト』が、年俸3000万ユーロ(約38億2400万円)でオーバメヤンが天津権健と個人合意したと報じた。リバプールやパリ・サンジェルマンなども獲得を目指す中、天津権健へ移籍する可能性が一段と強まっている。移籍金は7000万ユーロから8000万ユーロ(約89億2200万から約102億円)になるとも言われている。
そんな中、オーバメヤンは自身のインスタグラムを更新。合意報道を否定するのではなく「新しい冒険をする準備は出来ている」とのコメントを投稿した。オーバメヤンとしては、クラブ間の交渉が成立すれば移籍する覚悟でいると言えるだろう。
“爆買い”阻止に向けて中国サッカー協会は新しいルールを制定。選手獲得時に移籍金4500万元(約7億3000万円)以上の金額を支払ったクラブは、移籍金と同じ税金を中国サッカー発展基金として支払うことになるというものだ。つまり、オーバメヤン獲得には実質1億6000万ユーロ(約204億円)必要になる可能性はあるが、それでも天津権健は同選手を獲得するのだろうか。
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