マルコ・ヴェッラッティ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマンが、今夏の移籍市場に2億ユーロ以上を投じる可能性があると、スペイン紙『スポルト』が伝えた。
パリ・サンジェルマンでは現在、MFマルコ・ヴェッラッティの去就が注目されている。同選手はこの夏の移籍市場でフランスを離れるつもりで、バルセロナ行きを望んでいる様子だ。
だが、パリ・サンジェルマンのウナイ・エメリ監督はヴェッラッティをチームの中心と考えており、何としても放出を阻止したい構えだ。そのため、大型補強でクラブの野心を示すつもりだという。GK、左サイドバック、守備的MF、そしてFWの4つのポジションが補強ポイントだ。
目玉補強はモナコのFWキリアン・ムバッペで、パリ・サンジェルマンは1億3500万ユーロを投じるという。モナコからはさらにMFファビアーノにも注目しており、こちらは4200万ユーロ程度だ。
左サイドバックにはボルシア・ドルトムントでプレーするポルトガル代表のラファエル・ゲレイロ。そしてGKは、ミランとの契約延長が問題になっているGKジャンルイジ・ドンナルンマだ。ゲレイロは2300万ユーロ、ドンナルンマは3900万ユーロという推定で、合計は2億3900万ユーロ(約305億円)となる。
もちろん、全ての交渉がうまくいくとは考えにくいが、パリ・サンジェルマンの資金力をもってすれば、いくつかの取引はまとまるかもしれない。
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