FIFA【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)が27日、2018年と2022年のW杯誘致に関する調査報告書を全文公開した。その中で、2022年のW杯誘致に立候補していた日本が、当時の国際サッカー連盟(FIFA)会長だったゼップ・ブラッター氏などに規定(上限100ドル)を上回る贈り物をしていたことが明らかになった。
報告書に記載されている内容によれば、屋久杉で作られた約10万円相当のボールをブラッター氏と12人の理事に贈り、デジタルカメラを9人に贈っていたという。また、18万円から20万円相当の高額なハンドバックを理事の妻にも贈っていたようだ。
これらに関しては規約違反の疑いのあるとのこと。報告書では「将来の招致活動においては、贈り物に関する明確なルールと報告義務を設ける必要があるだろう」との言葉で締めくくっている。
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