サントスのルーカス・リマ【写真:Getty Images】
バルセロナは、サントスに所属するブラジル代表MFルーカス・リマの獲得に向けた交渉に“ルール違反”があったとして、相手クラブに訴えられることになるかもしれない。ブラジル『グローボエスポルチ』が伝えている。
リマはブラジルで高い評価を得ている26歳の攻撃的MF。レアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンなど欧州の複数の強豪クラブが獲得を望んでいたが、バルサ加入が濃厚になりつつあると報じられていた。
ルーカス・リマとサントスとの契約は今年12月31日で満了する。バルサは契約満了後の来年1月にフリー移籍の形で同選手を獲得することになるとみられていた。
だが国際サッカー連盟(FIFA)の規定により、所属クラブとの契約が満了する選手が他クラブと交渉可能となるのは契約満了の半年前から。サントスは、バルサがこの規定に反する早い時期からルーカス・リマと接触したと考えているようだ。
サントスはFIFAとバルサに対し、この件での訴えを行う意志を伝えたという。FWネイマールが2013年にサントスからバルサへ移籍した際にも同様の問題があったとされており、サントスはバルサの“再犯”を主張しているようだ。
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