パトリックと丹羽大輝【写真:Getty Images for DAZN】
J1のガンバ大阪に所属するDF丹羽大輝とFWパトリックの2人が、同じくJ1のサンフレッチェ広島へ移籍することが27日に両クラブから発表された。
現在30歳の丹羽はG大阪の下部組織出身で、2004年にトップチームに昇格。徳島ヴォルティス、大宮アルディージャ、アビスパ福岡へのレンタルを経て、2012年からG大阪に復帰して出場機会を得始めた。
2015年には日本代表にも選出され、2試合に出場した。G大阪では昨年までレギュラーとしてプレーしていたが、今季は出場機会が減少し、ここまでリーグ戦で5試合(先発1試合)の出場にとどまっていた。
29歳のブラジル人FWパトリックは、川崎フロンターレやヴァンフォーレ甲府でもプレーしたあと、2014年にG大阪に加入。同年の国内3冠達成などに大きく貢献したが、2016年10月に右膝に重傷を負って長期離脱を余儀なくされることになった。
今シーズンは3月末からG大阪で改めて選手登録されたが、6月30日までとなっていた契約を延長せず退団することが今月1日に発表された。その後、17日に行われたJ1第15節のヴィッセル神戸戦に先発で出場し、これがトップチームでの今季唯一の出場となった。
丹羽はG大阪から広島への完全移籍となり、7月4日に合流予定。パトリックはブラジルのサルグエイロACからの期限付き移籍でG大阪に所属していたが、サルグエイロACから広島へ期限付き移籍する形となる。合流は6月30日が予定されている。
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