浦和レッズと対戦した済州ユナイテッド【写真:Getty Images】
浦和レッズと対戦した際に乱闘騒ぎを起こした韓国1部(Kリーグ)の済州ユナイテッドに対してアジアサッカー連盟(AFC)から重い処分が下されたが、それを不服とした済州がAFCに対して再審議を要請しているようだ。26日に韓国紙『聯合ニュース』が報じている。
5月31日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で乱闘騒ぎが発生し、AFCは9日に浦和と済州に対して罰金処分などが課せられた。 AFCは2枚のイエローカードで退場となったチョ・ヨンヒョンに6ヶ月の出場停止と2万ドル(約220万円)の罰金処分を課している。
さらに、ペク・ドンギュには3ヶ月の出場停止と1万5000ドル(約165万円)の罰金、クォン・ハンジンには2試合の出場停止と1000ドル(約11万円)の罰金処分が言い渡されている。済州に対しては4万ドル(約440万円)の罰金処分だった。
しかし同紙によると、納得がいかない済州はAFCに対して再審議を要請。AFCは7日以内に再審議の結果を発表しなければならなくなった。また、再審議の結果によっては国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する計画もあるという。いずれにしても、この問題はまだまだ長引くことになりそうだ。
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