リヨンに所属するアレクサンドル・ラカゼット【写真:Getty Images】
アーセナルはリヨンに所属する26歳のフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの獲得を狙っているが、同選手の移籍にはある条件が付いているようだ。リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長が同選手について言及している。26日に英紙『イブニング・スタンダード』が報じた。
同紙によると、オラス会長は「現時点で我々としてはラカゼットの後釜とサインしない限り、彼を残留させるつもりでいる。彼は退団を希望しているため、今後数週間以内に話し合いを行う予定だ。もし、彼の価値に相当するオファーが届けば耳を傾けるがね」と語り、ラカゼットの後釜が見つからない限りは放出しないとの姿勢を見せた。
また、チェルシーから獲得したFWバートランド・トラオレについては、ラカゼットの後釜ではないと主張している。アーセナルはクラブ史上最高額となる移籍金4400万ポンド(約62億円)のオファーを提示したものの、オラス会長は「アトレティコが5300万ユーロ+ボーナス1200万ユーロ、つまり6500万ユーロ(約81億2500万円)のオファーだということはみんな知っていることだ」と語り、移籍金の引き上げを示唆している。
【了】