バイエルンでは師弟関係にあったグアルディオラ監督(左)とハビ・マルティネス(右)【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属するスペイン代表DFハビ・マルティネスにジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティ移籍の可能性が浮上している。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』など複数のメディアが報じている。
同紙によると、グアルディオラ監督はバイエルン時代の教え子であるハビ・マルティネスの獲得を直接クラブ側に要求したようで、既にバイエルン側との交渉は始まっているという。一部では来週中にはメディカルチェックを行うまでに交渉がまとまっているとも伝えており、移籍が実現する可能性は十分にあると考えられる。移籍金は3000万ユーロ(約37億円)となる見込みだ。
今季は後方のビルドアップミスが目立つなど後方部隊、特にセンターバックに不安を抱えていたシティ。それだけに、元々はMFで後方からのビルドアップにも定評のあるハビ・マルティネスの獲得をグアルディオラ監督が熱望しているのも納得がいく。また、バルセロナ時代の教え子である現ユベントスのダニエウ・アウベスの獲得も現実味を帯びてきているように、昨季生じた問題点の修正に向け着々と戦力補強を進めているようだ。
現在は先月ハイキング中に負った鎖骨の骨折から順調な回復を見せているハビ・マルティネス。バイエルンとの契約は2021年まで残しているが、果たしてこの大型移籍は実現するのだろうか。
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