日本代表ユニフォーム【写真:Getty Images】
シンガポール・Sリーグで12試合16得点という活躍を見せているアルビレックス新潟シンガポールのFW佐野翼は、将来的に日本代表でプレーしたいという夢を語っている。23日付のシンガポール紙『ザ・ニュー・ペーパー』が同選手のコメントを伝えた。
現在22歳の佐野は、順天堂大学から今季アルビレックス新潟シンガポールに入団。第10節のヤング・ライオンズ戦で5得点を挙げたのを含め、12試合で16ゴールを記録して得点ランク首位タイに立つとともにチームの首位快走を助けている。
『ザ・ニュー・ペーパー』は、「サムライブルーでのプレーを夢見る“キャプテン翼”」と題して同選手の特集記事を組んだ。だが、名前を理由とした人気キャラクターとの比較について、「日向小次郎の方が僕の選手としてのタイプに合っていると思います」とストライカーの佐野はコメントしている。
日本でのプロ経験はない佐野だが、将来は日本代表でプレーすることが夢だという。「まだ改善しなければならない部分はたくさんあります。単なるストライカーではなく、オールラウンドな選手になりたいと思っています。できればいつかは日本を代表してプレーしたいですね」
先日ワールドカップ予選を戦った日本代表には、日本のファンにとってあまり馴染みのないブルガリアでプレーしているMF加藤恒平が初招集されて話題となった。活躍を続ければ、世界のどこでプレーしていても日本代表に呼ばれることは決して不可能ではないかもしれない。
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