ジローナのホームスタジアム【写真:Getty Images】
来季のリーガエスパニョーラ1部昇格を決めているジローナは、マンチェスター・シティなどを運営するシティ・フットボール・クラブの傘下に収まることになるかもしれない。スペイン経済紙『エスパンシオン』が24日に伝えている。
ジローナは2016/17シーズンのセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)を2位でフィニッシュ。クラブ創設87年目にして初の1部昇格を果たし、来季はトップリーグで戦うことが決まった。
現在はフランスの「TVSEフットボール」がジローナの株式の80%を保有しているが、シティ・フットボール・クラブがその買収に関心を示しているとみられる。シティ・フットボール・クラブはマンチェスター・シティを筆頭として、オーストラリアのメルボルン・シティ、アメリカのニューヨーク・シティも傘下に持ち、日本の横浜F・マリノスとも資本提携している。
マンチェスター・シティとジローナはすでに提携関係にあり、今季もシティからのレンタル選手が数人送り込まれていた。1部で戦う来シーズンはさらに数人の選手をシティから獲得する可能性があるとも報じられていたが、より密接な形でグループの一員に組み込まれることになる可能性もあるようだ。
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