U-21スペイン代表のサウール・ニゲス【写真:Getty Images】
バルセロナは、パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティの獲得を逃したとすれば、アトレティコ・マドリーのスペイン代表MFサウール・ニゲスの獲得に動くことを検討しているという。25日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
PSGからの退団の意志を固めたとみられるヴェッラッティは、移籍先としてバルサを熱望しているのではないかと言われている。「来てくれるならチーム全体が歓迎する。素晴らしい選手だ」とバルサのFWネイマールもコメントしており、獲得の実現を期待している様子だ。
だが、ヴェッラッティを逃した場合のプランも準備されているようだ。サウールに対してはバルサは以前から目をつけており、2016/17シーズンに同選手が出場したほぼ全ての試合をスタッフが視察していたという。
現在22歳のサウールはアトレティコの下部組織からトップチームにデビューし、ラージョ・バジェカーノへのレンタルを経て、2014/15シーズンから本格的にアトレティコでプレー。レギュラーとしてアトレティコの好成績に貢献し、スペインA代表にもデビューを果たしている。
サウールは、バルサのエルネスト・バルベルデ新監督のプレー哲学に完璧にフィットする選手だという見方を『マルカ』は伝えている。現在同選手はU-21欧州選手権に参加しており、準決勝のイタリア戦ではバルサのロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)も視察を予定しているようだ。
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