テネリフェに所属する柴崎岳【写真:Getty Images】
現地時間24日にスペイン1部昇格プレーオフ決勝2ndレグの試合が行われ、テネリフェはアウェイでヘタフェと対戦し1-3の敗戦を喫した。この結果、2戦合計2-3となり惜しくも昇格を逃している。ロサノのゴールをアシストした柴崎岳に対し、スペイン紙は及第点の評価を与えた。
試合開始して9分にコーナーキックからアレハンドロ・ファウリンにゴールを決められヘタフェに先制されてしまい、さらに13分にも相手のパス回しから守備を崩されダニエル・パチェコのゴールを許してしまう。
それでも17分、左サイドから柴崎がゴール前にパスを送ると、このボールにアントニー・ロサノが飛び込んでテネリフェが1点を返した。このままの状況であれば、アウェイゴール差でテネリフェが昇格することになったが、37分に再びパチェコにゴールを決められ1-3の敗戦を喫してしまった。
柴崎は51分にアーロン・ニゲスとの交代でピッチから退いている。スペイン紙『エル・ドルサル』は柴崎に対して10段階中「6.0」の採点をつけた。一方でスペイン紙『デポルプレス』は寸評で「彼がロサノの得点をアシストし、数分間の間は1部に昇格出来る状況になった。しかし、チームがボールを保持できなくなったため敗北した」とコメントしている。
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