メキシコ代表とロシア代表【写真:Getty Images】
【メキシコ 2-1 ロシア コンフェデレーションズカップ2017 グループステージ第3節】
現地時間24日にコンフェデレーションズカップ2017・グループステージ第3節の試合が行われ、開催国のロシア代表はメキシコ代表と対戦。アレクサンドル・サメドフのゴールで先制するもメキシコに逆転され、ロシアは1-2の敗戦を喫している。
ロシアは初戦のニュージーランド戦で2-0の勝利をおさめ、グループステージ第2節のポルトガル戦では0-1の敗戦を喫した。対するメキシコは最初のポルトガル戦を2-2の引き分けで終え、第2節のニュージーランド戦では2-1の勝利をおさめている。
試合開始して25分、ロシアは左サイドからゴール前にクロスを入れると、エベゲニ・エロキンがトラップしてシュート体制に入った。しかし、シュートは空振り。それでも冷静にアレクサンドル・サメドフへパスを送ると、サメドフがゴールを決めてロシアが先制に成功した。
しかし31分、後方からのロングパスをネストル・アラウホが頭で合わせて同点弾を決めている。さらに52分、メキシコが最終ラインからロングパスを前線に送ると、飛び出したイルビング・ロサノがGKイゴール・アキンフェエフと衝突しながらも強引にボールをゴールに叩き込みメキシコが逆転に成功した。
続く60分にもエクトル・モレノがゴールを決めてチーム3点目になるかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定によってオフサイドだったことが確認されノーゴールとなっている。68分にはロシアのユーリ・ジルコフが2枚目のイエローカードを提示されて退場。結局、メキシコがリードを守りきり2-1の勝利をおさめている。この結果、開催国ロシアの敗退が決まりメキシコがグループステージ2位で準決勝進出を決めている。
【得点者】
25分 0-1 サメドフ(ロシア)
31分 1-1 アラウホ(メキシコ)
52分 2-1 ロサノ(メキシコ)
【了】