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プレミアリーグがロンドン火災被害者支援。来季初戦の収益を寄付へ

text by 編集部 photo by Getty Images

グレンフェルタワー
大規模火災が起きたグレンフェルタワー【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグは、来シーズン最初の公式戦となるコミュニティ・シールドの収益金を、先日ロンドンで起きた大規模マンション火災の被害者に寄付することを決定した。23日付の英メディア『BBC』などが伝えている。

 現地時間の今月14日に、ロンドン中心部にある24階建ての高層マンション「グレンフェルタワー」で火災が発生。確認された死亡者のほか、現在でも多くの居住者が行方不明となっているが、70名以上が犠牲になったとみられている。

 被害者への支援の輪はサッカー界からも広がっており、プレミアリーグなどの各クラブや選手らが被害者への寄付を申し出ている。プレミアリーグも、シーズン開幕を告げる公式戦を被害者救済の機会をすることを決めた。

「コミュニティ・シールドを通して、何らかの小さな形で我々からも支援ができることを願っている」とイングランドサッカー協会(FA)のグレッグ・クラークCEOはコメントしている。

 イングランドのスーパーカップにあたるコミュニティ・シールドは、前年のプレミアリーグ王者とFAカップ王者の対戦によりリーグ開幕1週間前に行われる。8月6日に行われる来季の試合ではチェルシーとアーセナルが対戦。収益は約125万ポンド(約1億7800万円)に上ることが見込まれている。

【了】

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