レアル・マドリーを退団するペペ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーを退団するポルトガル代表DFペペは、トルコの強豪ベジクタシュへの移籍に近づいているのかもしれない。トルコメディアで報じられているとして、23日付のスペイン紙『アス』などが伝えている。
マドリーで9年間にわたってプレーしたペペだが、今年6月30日までとなっていた契約を延長せず退団することが決定。フリーで移籍先を探すことになるが、まだ新天地の決定には至っていない。
だがベジクタシュの代理人の一人を務めるアフメト・ブルト氏は、ペペの獲得に向けて交渉を進めていることを明かした。「私は今ペペの交渉のためリスボンに来ている。複数のビッグクラブが彼を追っているが、ベジクタシュへの移籍に近づいている」と同氏のコメントが伝えられている。ブルト氏はリスボンで、ペペの代理人であるジョルジュ・メンデス氏との交渉を行っているという。
ペペの移籍先としては、中国への移籍が濃厚とも、イタリアのインテルと合意に達しているとも報じられてきた。フランスのパリ・サンジェルマンへの移籍が濃厚になったとも伝えられたが、いずれも決定には至らなかった。
最終的に、移籍先はベジクタシュに決まるのだろうか。2016/17シーズンのトルコ王者となったベジクタシュがチャンピオンズリーグ出場権を獲得していることや、ペペの定位置確保が見込まれることは有利な材料ではないかとみられている。いずれにしても、ペペが決断を下すのはコンフェデレーションズカップを終えてからということになるかもしれない。
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