リバプールに移籍したモハメド・サラー【写真:Getty Images】
リバプールが23日、ローマに所属する25歳のエジプト代表MFモハメド・サラーを完全移籍で獲得したと発表した。クラブは公式サイトで、長期契約を結ぶことに合意したとだけ伝えているが、英紙『デイリー・スター』によれば契約期間は5年間のようだ。
また、ローマ側の発表によると移籍金は4200万ユーロ(約52億円)で、特定の条件を満たした時に800万ユーロ(約10億円)が追加されるとのこと。移籍金の4200万ユーロはポンドに換算すると3700万ポンドとなり、これは2011年にリバプールがニューカッスルから獲得したアンディ・キャロルの移籍金3500万ポンドを超えて、クラブ史上最高額となっている。
サラーは今季15ゴール13アシストという素晴らしい数字を残し、ローマのリーグ2位入りに貢献。自身の特徴であるスピードは、攻守の切り替えが激しくスピーディーなプレースタイルを志向するユルゲン・クロップ監督のリバプールの新たな武器となるだろう。
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