バルセロナ・フベニールAのイ・スンウ【写真:Getty Images】
ドルトムントはバルセロナのフベニールA(U-17~19相当)に所属するU-20韓国代表FWイ・スンウにコンタクトを取ったようだ。22日付けの韓国紙『Chosun Ilbo 』が報じている。
“韓国のメッシ”の異名を持つイ・スンウは2011年にバルセロナの下部組織に加入。しかし、バルセロナが未成年選手登録規定違反によってFIFAから補強禁止処分を下されたことにより、当時17歳のイ・スンウはおよそ半年間に渡って公式戦出場が不可能となった。
そんな19歳のヤングスターに対しイの代理人は同紙に対し「ドルトムントはバルセロナのイに対し興味を持っている。移籍の交渉が始まっている」とコメントした。なお、ドルトムントのスカウトは先月開催されたFIFA U-20ワールドカップに韓国代表として出場しチームをベスト16に導いたイを視察していたようだ。
バルセロナと2019年まで契約を結んでいるイはメッシやネイマールといった選手層の厚いチームでトップチームでの出場機会が厳しいようだ。そんなイに対してはシャルケやマンチェスター・シティー、マンチェスター・ユナイテッドなども注視している模様だ。
なお、今月までに移籍が成立した場合、移籍金は300万ユーロ(約3億6000万円)だが、来月以降は1200万円ユーロ(約14億4000万円)に跳ね上がるようだ。
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