ジャンルイジ・ドンナルンマとキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、現在のサッカー界で特に注目を集める2人の18歳を手に入れることになるのだろうか。22日付のスペイン紙『マルカ』は、ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマとモナコのFWキリアン・ムバッペの獲得に向けてすでに「口頭合意」が存在していると伝えた。
ドンナルンマは16歳でミランの正守護神のポジションを獲得。今後長年にわたってミランのゴールを守り、クラブの象徴的選手となることも期待されていたが、来年夏で満了する契約を延長しないことが先日発表されて大きな衝撃を引き起こした。
一方のムバッペは、2016/17シーズンのモナコで大ブレークを果たし、欧州で最も将来を期待される若手選手の一人となった。どちらも各国ビッグクラブが獲得への関心を示しており、今後の移籍市場で激しい争奪戦が予想される選手たちだ。
だが『マルカ』によれば、マドリーはすでに両選手と口頭で合意に達しているとのこと。ジネディーヌ・ジダン監督はまだ両者の獲得にゴーサインを出していないが、監督の同意さえ得られれば、今夏あるいは来年の獲得に向けてクラブ間合意を得るのは「比較的簡単なこと」だとの見方が伝えられている。
ドンナルンマに関しては、来年になればミランは移籍金を得られなくなるため、今夏に3000万ユーロから3500万ユーロ(約37~43億円)という比較的リーズナブルな金額での合意が可能とみられている。ムバッペに関してはモナコが1億3000万ユーロ(約161億円)を要求しているが、それをもう少し引き下げた金額での合意を目指すようだ。
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